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Cold War Kids at Astro Hall

また1ヶ月振りのポストになってしまった・・・昨日行ってきたカリフォルニア出身のCold War Kidsのライヴの感想をば。年頭のBBCの“Sound Of 2007"にも推されていた(その時のポストはコチラ)が、昨年早いところではメディアを賑わせていたアルバム『Robbers & Cowards』が日本でもようやっとV2からリリースされ、じわじわと注目を集めていた矢先の待望の来日公演。
昨年ライヴ音源を初めて聴いた時に「とんでもない奴らが出てきた・・・」と思ったが、とにかく過去の音楽に確実にリーチしつつ、我流に落としこむセンスの良さにはずば抜けている。影響を受けたアーティストがBob Dylan、Jeff Buckley、The Velvet Undergroundとあるが、戦前の音楽とかルーツ音楽とかからも十分過ぎる位インスパイアされ、それを見事に咀嚼し、粗いけれど上品、上品だけど気取ってないそこもまた溜まらんです。
ここ数年世界的にガレージがかったルーツ・ミュージックの若手で幾つも突然変異みたいなのがでてきたが(もうすぐ新譜がでるDungenとか、サドル・クリークに移籍したTwo Gallantsとか即効で解散しちゃった22-20sとか)、そこら辺を更に越えた所にいる、いやもう天才ですねこの人達。
オープニングの演奏を聴いた感じではそのよれよれ振りに大丈夫か?と思ったが、その下手な演奏にもズッポリとハマッてしまうのです。というよりむしろ下手というより確信犯的に上手く演奏しないところがクールなんだと思う。
例えば「Hospital Beds」や「God, Make Up Your Mind」のコーラスのゴスペル感とか、ギターとキーボードを折半するNathan Willettと Jonnie Russellの甲高い声から吐き出される叫びがビーティー・ボーイズっぽかったり発見が多かった。ここ最近ルーツ・ミュージックは「演っとけば高尚なミュージシャンの仲間入り」一種の聖域的な雰囲気もあったんで、このキッズ達の心地良い破壊振りには感銘を受けます。
自分も含め物書き達が多分この音楽に対して色々あれこれ言うのだと思うけど彼らがオフィシャルで無料配布しているフル・アクーステックのmp3アルバム 『
Acoustic At The District』(必聴!)のタグにジャンルは何て書いてるとかというと“SOUL”ですよ!すげぇカッコ良すぎる・・・当分無視できないというか、ちょっと凄まじいニュー・カマーを発見してしまった感があります。要注目アーティストです。

moe. at Yokohama Bayhall & ShibuyaAX

moe.の関東2公演、今年に入って初めてでもある久々の本場ジャムバンド来日ということもあり、完全仕事モードを封印し音に没頭することにした、よってディテールに拘らない雑感です。
4月21日、横浜Bayhalは、音は悪いがスティーヴ・キモックや前回公演moe.の1stいきなり30分越えのロング・ジャムで度肝を抜くなど名演が付きまとう不思議なパワーを持った箱。しかし、繰り返し悪いがやっぱり音が悪い(笑)―前列中央だと音が回って気持ち悪くなり、後方だとこもって低音ばかりに、よって前方の左側でギター類を堪能、右側でリズムセクションを楽しむという極めて変態な聴き方になってしまう。1stセット、2ndセットともに割と淡白な演奏、正味2時間ちょっとといったところ。後半4曲に凝縮された演奏は現在の円熟期に差し掛かった彼らの一端を楽しむつつ翌日の前夜祭的な感もありほどほどに終了。
22日Shibuya AX、思えば東京でまともな演奏をした記憶が無い彼ら、ライヴ・アーカイヴで聴けば判るがまとまりの良い演奏が多く悪く言えばそつが無いという意見も少なくないがこの日は気合が入っていた。AX自体音が良い会場なので浴びるように演奏を楽しむ。1stでは「Captain America 」のような王道ナンバーも披露、2ndではヘヴィなツインギターの絡みやロックのイディオムからラテンまで引き出しの多い2つのリズム・セクション、スペーシーな展開、アンコールではピンク・フロイドの「Time」をやって会場を湧かせた。この日も思いの他コンパクトな演奏だったが今やアメリカンNo.1ジャムバンドの称号に相応しい貫禄ある演奏だったと思う。テーパーズセクションや演奏終了後に話題になったのは照明の面白さ。前回のリキッドルームでは会場が狭すぎて特になんとも思わなかったが、常駐のスタッフによるライテイングは見事の一言、しばし会場後方から熟練した作業を見る、頻繁に写真撮影をしながら作業をしているこの照明担当、相当なオタクのようだ・・・
スタジオバンドとしてmoe.に関しては前作『Wormwood』を踏襲した形で生まれたライヴとスタジオの折衷物『The Conch』で完成の域に達した。そして今回の鉄壁と言える演奏でこの後という部分が全く想像出来なくなっているのも事実。ただここまで長くやって来たのだから、ジャムバンド最後の大物として象徴的な存在として続いてくれるのも悪くないかなぁと思っている。

日本の所属レーベルバッファロー・レコーズのブログ『バッファローな日々』に写真掲載中
早くもLIVE ARCHIVEにAX公演のテーパーズ音源が!

Jim Bianco at Goatee

jimbianco
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昨日の鎌倉のGoateeのJim Biancoのライブですが、余りに素晴らしい内容だった(たとえ地震で帰り足止めを食らい自宅に着いたのが深夜4時だったとしても・・・)ので「本当にお見逃し無く」という意味で軽いレビューを書こうと思います。
繰り返しCDを聴いた感想は以前書きましたが、音楽的なクォリティーは勿論あるのですが“次世代のトム・ウェイツ”というキャッチコピーが先に踊ってしまったせいもあり、「実際どうなんだろう・・・」と半信半疑で行った部分はありました。
―でこの表現はやはり違うかもな、、、というのが個人的な見解。というのもJim Biancoのライブ生で見ると非常にコミカルで少しひねた笑いもあり、そういう意味で別物としかいいようが無い。曲の最後にギター一つかき鳴らすにしても、オーディエンスの様子を窺い絶妙に笑いを取る姿勢は一種大道芸人的な要素すらあって魅力的だ。

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itunes初のVideo AlbumはBrazilian Girls

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新しいitunesストアで映像が買えると聞いた所でイマイチ実感が沸かなかったんですが、早速Video Albumというのが出ましたーといってもアメリカのitunesの話ですが・・・
夏に来日したBrazilian Girlsの新作『Live in NYC』がそれで5曲のEPにそれぞれ音と映像が付いてアルバムが$12.99。ばら売りだとビデオは$1.99で買えます。
これ見て思ったのは、別に同じ音源ならビデオだけ買ってもいいんじゃないかと・・・まあ今はビデオ再生されるとそれなりにバッテリーも食うかもしれないけど、ひょっとしたら近い将来、ビデオ仕様だけが販売されて音源ファイルというのが消えるカタログも出てきそう。特にライブ盤なんて映像がついてたに越したことないでしょうし。まあ安易に映像作品を乱発されるのは馴染めませんが、映像ファイルと音源ファイルの垣根さえ消えてしまいそうな気がしてくるニュースでした。

Bonnaroo Music Festival2005 06-10 vol.2

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ボナルーレポート少し期間が開いてしまいました。初日6月10日のトリはDave Matthews Band、なんだか毎年出ているような感じがするのだが―Bandとしては初めて。自分自身も彼らのライブを見るのは何年振りだろうか?ひょっとしたら7-8年振りとかそういう感じだと思う。
メインのWhat stageという事もありますが、3日間の間で一番オーディエンスが集まっていたのではないでしょうか?少なくとも翌日のWidespread Panicに匹敵する動員で彼の国民的歌手振りをまざまざと見ゼつけられた訳です。

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Bonnaroo Music Festival2005 06-10 vol.1

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Bonnaroo Fes1日目。朝から主宰者のプレス会見に行ったり、Umphrey's McGeeのメンバーに会ってフォトセッションをしていた関係で午後の数時間を取材に費やす。 あれだけ楽しみにしていたThe Gourds,Alison Krauss and Union Stationが両方とも見れなかったのはかなり屈辱的だったが、こういうことはフェスには付き物なので割り切って、頭を切り替える―皆フジで経験してると思うけど、本当にこれだけ豪華なフェスだと全部見たいのに見れない欲求不満というジレンマに陥るもの、しょうがない・・・
でやっと見れたのが3時からのDrive-By Truckers、いやこいつら最高!本当にダサかっこいいというか南部のバンドといった感じで、行く前にDVDを見たりして研究していたものの実際見ると更にラウドで、ガレージバンドのように荒々しくて・・・でも日本じゃ絶対に売れないだろうな〜という。これが逆に魅力的だったりする訳で。特にベースのShonna Tucker、もういかにもジャックダニエルのTシャツ着てそうなロックねーちゃんの風貌で、ヤラレました。

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Bonnaroo Music Festival2005 06-09

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来月でるサミングのBonnarooスペシャル・イシューで掲載する部分をなるべく除きますが、ボナルーのレポートを今日から時間軸にあわせて書きます。メディアセンターというのがありまして無線LANでネットもガンガンだったのに肝心の俺の方が予定に押し潰されてリポートが出来なかったのが実情です、ただまだまだ克明に覚えていますので見たバンドを順々に紹介します。
まずは本番3日の前の前夜祭のリポートから、この日は新人のプレゼン的な色が強くまずは本番3日の前の前夜祭Signal Path,Rose Hill Drive,Steel Train, Perpetual Groove,ALO,Gabby La La feat Les claypoolをつまみ食い 

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Organic Groove Antibalas 01-21-2005

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Antibalasの初来日となるOrganic Grooveに行って来た。目の当たりにしたのは、もの凄い破壊力と底なしの体力に裏づけられ長短20-30分と無尽蔵に生み出されるファンクとポリリズム…正直生で見るまで舐めていたといわざろう得ない。。。Bonnarooの映像、無数にダウンロード可能な音源、そして3枚のオフィシャル・アルバム、取材用にかき集められた膨大な情報・・・“按図索駿(あんずさくしゅん)”ー実際の馬を見ないで、絵や書物に頼ることで知ったフリをする(頭でっかちで役立たず)というのは、こういう事をいうのだ。

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Neal Casal at Star Pine's Cafe 01-09-2005

nealcasalstarpines昨日行って来たNeal Casalの吉祥寺Star Pine's Cafe公演。インタヴューもあり事前の予習もかなりして行ったつもりだが、それでもまだまだNeal Casalの世界の深さを痛感するライブになった。色々感想を書きたいと思っているところだが、こう演奏前後にアーティストと話をしてインサイドでライブに望むと結構レヴューというのが難しいね・・・ Nealとは彼のキャリアについて、作曲や作詞のルーツ、そこから流れて新しいカバー集について等、あとプロ級の腕前の写真の事まで色々話して貰い、個人的には楽しいトークでしたが、ここからいい記事にするのに更に彼の楽曲を聴きこむ必要があることを痛感しつつ帰って来ました・・・って感じですが、軽く現時点での感想を。

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Janet Klein Scandals Tour 初日

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Janet klein and her Parlor Boys の日本ツアーの初日横浜サムズ・アップに行ってきた、会場は大入りと言った感じで凄い熱気が感じられた。1ヶ月前のHot Club Of Cowtownのツアーもそうだったが、ルーツミュージックの中でもアコーステック・スウィングの人気はもうブームから定着へといった感じ、いい音楽が一瞬の流行ではなく聴かれ続ける素晴らしい流れを実践しているシーンとしても本当に素敵だと思う。Janetの音楽にしても、こういう暖かくて温もりのある音楽は、使い捨てでどんどん色々なアーティストが現れては消えて行くメインストリームのシーンにウンザリしている俺のような人間にとっても、改めてホッとさせられるものである。

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