Top5をカウントダウン方式で発表して2位までの時点で「不作かな・・・」と思ったBBSの今年の注目新人TOP10『Sound of 2007』、1位と下位5組が発表になり心改めました。・・・実は上よりも下位の質が高いんです。
10位のThe Rumble Strips、久々に出た本格派のモッズorパブ・ロック、ちゃちでソウルフルなホーンが良い!こういうバンドはシングルとアルバム1-2枚目が美味しいというのが相場なので今が要注目です。
9位、Ghosts、こちらは80年代中風のキャッチーな要素を感じさせるインディ・ロック。80年代中盤のバンド系パワー・バラード好きは彼らのMySpace上でDLできる「Mind Games」などは必聴です。
8位JUST JACK、Rap&ファンク・ポップ+宅録系ポップ、元々プロデューサー上がりの人なので作りこんだ作風は面白いかもしれません。
そして7位、アメリカでは年末レターマンの『Late Show』に出演したりインディー系雑誌のクリティックス・ポール下位でちらほら見かけたので、注目している人はすでに注目しているであろうCOLD WAR KIDSは今年唯一のアメリカのバンドです。ちょっと掴みどころがないですが、独特の音質と浮遊感と、クールにブルーズなどのルーツを血肉化した、こういうバンドはやっぱりアメリカじゃないと生まれないのかなぁ―という典型的な例です。
6位、air traffic、一言でいうとパワー・ポップ。「Just Abuse Me」辺りのエルトン的なイントロやフックの構成など特別個性は感じませんが、既にEMIからEpをリリースしたりブレイク寸前のバンドの一つです。
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そして今年の1位は男性ソロ・シンガーのMIKA。昨年のパウター/ブラント・ブームを引きずるかのような選出にちょっと引きましたが、音の方はかなり構築されたポップで曲の質は高いです。リードシングルの「Grace Kelly」を聴く限りではちょっと歌がジョージ・マイケル風でもあり、「Lollipop」はもろフレディというゲイな感じも期待感で1位なのかも(笑)。ただかなり大手Islandの肝いりアーティストっぽくwebサイトも豪華だったりなのでバーター臭さは隠せません。ビートルズあり、エルトンあり、そしてクィーンあり・・・と英国ポップの伝統を受け継ぐ逸材――という売り込みがみえみえですし、この手のアーティストは数年周期でやってきますが、これまで成功した試しが一度もないので、今回は上手く行くか? 様子見といったところです。
個人的には1位よりも、The Rumble Strips、Ghosts、COLD WAR KIDSなど下位の3組がバンドとしては魅力的だったりします。昨年のポスト・ニューウェーブな感覚から、よりポップでソウルフルな感覚のアクツも増えたことですし、今年のUKはなかなか面白いんじゃないでしょうか。
The Rumble Strips on MySpace
Ghosts on MySpace
Just Juck official Web site
cold war kids on MySpace
air truffic on MySpace
MIKA offical Web Site