International Tussler Society
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ノルウェーの国民的バンドMotorpsychoの変名プロジェクトInternational Tussler Societyの去年出た1stアルバムが国内でやっとリリースされた。Motorpsychoのファンサイトでは話題になっていたバンドだが、ざっと遊び程度でやった企画思いこみ無視していたが、音を聴いてあまりの素晴らしさに・・・舐めててゴメンナサイ状態です。このレコード、最近のカントリーロック系アルバムの中でもダントツの内容です。
1曲目のガレージ風のイントロから男気サウンド爆発の「Highway Zen」といい「That Ol' White Line」にはデッドの臭いがプンプンする。そしてウィルコの最新作で聞かせてくれたポップな作風に更にザ・バンドやグラム・パーソンズの持つリリカルな感性が交わったような傑作バラード「September」・・・名曲です。
サザン・ロックなギターが強烈な「Satan's Favorite」や「Back In Your Bed」、マウンテンソングのフォーマットで聴かせる「When We Were One」はアパラチア山脈から逆流してアイルランド経由ノルウェー行き〜といった作り。ルーツミュージックもよく研究されていてMotorpsychoの連中の懐の深さを実感しました。
このアルバムの最大の特徴はメロディーが素晴らしいことです、歌モノとしての力が絶大。そういう意味ではジャムバンド界隈のカントリー系バンドより、曲そのものの質が格段に上を行っているように感じます。ライブ演奏の質とアルバムでのソングライティングとの落差が大きいバンドも少なくないから。
アメリカ人以外がアメリカン・ロックを演ると、臭みが取れてメロディー志向な部分が残されて結構成功する場合が多いけど、これだけブルーグラスやカントリーといったアプローチを真正面からやって上手くいった例はそんなにないと思います。このアルバム、去年のノルウェーの年末ポールで1位を取ったりかなり話題だったとか・・・さすがにノルウェーのヒット・マーケットまでフォローしていないので、知らなかったけど、評価されて当然!

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